リアキャンバープレート5度 JG1 HONDA N-ONE用

開発からちょうど1年、ようやく完成!

HONDA JG1用リアキャンバープレート。5度です!

http://silkroad-jp.com/portfolio-2/footwork/footwork_rearcamberkit

価格がお高くなってしまった理由はコイツ!

このボルトとワッシャーの材料原価だけでも、軽く〇〇〇〇円!市販品ならひとつ数十円からあるのですが、安全性、取付強度向上のために、特殊なものを採用。

キャンバープレートを入れると、ボルトナットは、真っ直ぐ入らなくなり、ネジ頭部分が面接触ではなく、点接触で固定されて非常に危険。なのでこういう特殊なボルトとワッシャーを採用することで、100%まではムリですが、極力、面固定できるようにしています。

リアキャンバープレート(スペーサー) for HA36 性能と安全性の両立の挑戦

HA36用も似たような構造で開発しました。大変ご好評いただいております。車種によっては簡単に作っても強度が出る場合もあるのですが、HA36や今回のNシリーズは非常に難しい構造。

当社はマゾなので、難しい、と言われると挑戦してみたくなってしまう。

この本体も製造コストが高くつきます。

このようにテーパー形状にしないといけない。

横から見ると…

アイススケートほどではないですが、アイスシューズのブレードのような形状。つまり2次元ではなく、3次元での切削になるので、コストがかかるのです。

こんな感じにはさみこむのですから、当然、ネジが真っ直ぐささらない。先ほどの特殊なボルトとワッシャーでの対応をすることで、取付強度を上げています。

さすが5度。ほぼドノーマルの車両に取り付けて前から見ても、リアの傾きがすぐ分かります。

後ろから見ると、もっとわかりやすい。

HA36、JG1用を開発するきっかけになったのは、一部のユーザーがサーキットで適当なワッシャーをはさんでキャンバーを付けている、というウワサを聞いてのこと。

さすがに危険すぎる、と驚きました。

けれど、公道ではなくサーキット上においては、色んなリスクを負ってでも、安全性、快適性をある程度、犠牲にしてでも、走行性能を上げ、タイムをあげてきたわけですから、当社社員だって、そうしたい気持ちは痛いほど分かる…簡単で、安いとくればなおさら。

当社としては、せめて強度を上げたものをご提供できないか、という発想で開発しました。

なので、最近の商品群の中では珍しく「競技専用部品」としての扱いをさせていただいております。一般公道ではNG。イベント、サーキット走行時にご利用ください。

装着の際はしっかりと取扱い説明書を読んでください。特に特殊低頭ボルトは、トルクレンチで計測しながら装着しないと、締めすぎるとナットが壊れますし、締めたりないと、脱落の危険があります。

今週は仕事し過ぎだワぁ…

…………… って、いっちゃいけない!! 大原自動車さんに叱られる!!!

「オマエさん、昨日、青島ビーチで遊んどったじゃろ!『忙しい』からって、ウチから慌てて出て行きよったのはそういうことか!」

なんでバレたんだ?…

「宮崎新聞にバッチリ写っとるワイ!」

ギャー!

ということで、九州営業のレポート、まだまだ残っているので、反省も兼ねてアップしていきます~(滝汗)